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    トイレがないので…

    ベナンUnicefによるとベナン人口1200万人の80%に当たる約960万人が未だ安全で安心できるトイレがないと報告されています。(https://1drv.ms/b/s!AuNz3aBvYDI3jRvc45oqHPRr4DH1

    活動先の村にもトイレがないため畑に穴を掘って用を足しています。

    これは「屋(野)外排泄」と言われます。

    村で行った調査でも5人に4人は野外排泄をしていました。

    ただあちらこちらないですが、排泄物が混じった砂が風で飛ばされ、それが体内に入ると感染症を引き起こすなど、

    疾患を引き起こす危険性が多くあります。

    私たちは2014年、アボメカラビのポッシジャ村に2か所の公共トイレを設置しました。

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    分け合うことが病気の原因に

     村の3歳の男の子アポは言っていました。

    「夜はトイレに行きたくない。だって虫や動物がいっぱい近づいてくるから。」

    夜の暗闇では畑に行ったとしても十分な穴を掘ることもなく用を足してしまいます。

    アポたちは遊ぶ時には裸足です。

    遊んでいると野外排泄の場所に気にもとめず踏み入ることがあります。

    足についた排泄物の菌が食べ物を通して感染症(特に下痢)にかかる子が多くいます。

    子どもたちは仲良く食べ物を分け合いますが、その手足には多くの菌がいることを十分知りません。

    手足についた菌が原因で分け合った食べ物を通して口に入り、感染症(特に下痢)にかかります。

    アフリカでは家族や友達と一つの大皿で共に食べる習慣があります。

    皆が綺麗な手で食べるよう、食前の手洗いの必要性を伝えていく必要があります。

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    長年の使用で…

    2015年に設置したトイレも、時間とともにドアや屋根が壊れ使用が難しい状態になってきました。

    村人と管理方法について話し合い、修理の可能性を探っています。
    そうしなければ、再び村人が屋(野)外排泄をすることになってしまいます。
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    実績

     2014年 アボメカラビ ポッシジャ村 ゲングベッタ集落 共同トイレ設置

     同年   アボメカラビ  ポッシジャ村   ドジャ集落     共同トイレ設置

     2022年 アボメカラビ ポッシジャ村 ゲングベッタ集落 共同トイレ 修理 

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    2022年、クラウドファンディングに挑戦し、目標金額に達成しました!!(https://readyfor.jp/projects/98448)
    ゲングベッタ集落の共同トイレ修理と、ドジャ集落の小学校にトイレを建設することができました。
    現在ベナン西部のアプラフエにて、2か所目のトイレを設置中です。

    (写真:完成した小学校のトイレにペイントをしている様子)

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